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【特集】脱臭の重要性

特殊清掃において、もっとも重視したい作業が「脱臭」です。どんなに表面がキレイでも、死臭が除去できなければトラブルにつながります。ここでは脱臭の重要性と脱臭方法の一例を紹介します。

特殊清掃は“脱臭”が重要なポイント

特殊清掃の要は脱臭特殊清掃でもっとも重要な作業が「脱臭」です。

孤独死や自殺などの場合、亡くなったことに気づいた時には、遺体の腐敗や腐乱がすでに進行していることが多く、日常生活では嗅いだ経験のない想像を絶する異臭に、まず近隣の方や大家が悩まされることとなります。

特殊清掃においては、この強烈な臭いを脱臭することが一番の重要な作業です。

実際、清掃後のトラブルの約80%が、臭いが消えていないことに対して起こるものだと言います。

「見た目はキレイに清掃してもらったのに、なぜ臭いが消えないのか」「また別の業者に費用を払って特殊清掃してもらわないといけないのか」などのトラブルが起きた場合の、清掃がし終わったという現場では、床や床下、壁が汚染されたままが多く、臭いの元が部屋に残されているケースがあります。

このような場合は、残された汚染箇所から臭いが発生し、清掃直後は消えているかのように思えても、時間の経過とともにまた臭いが蘇ってしまうのです。

こういったトラブルをなくすためには、なによりも脱臭に力を入れている特殊清掃業者を選ぶことが最善であり、必須となります。

臭いを完全除去する作業手順の例

死後経過により臭いが発生した現場は、通常の掃除だけで臭いが取れることは、まずありません。

部屋に染み付いた血液や体液を取り除き、繁殖した菌を除菌することで、完全消臭を実現することができます。

徹底した消臭作業を行なっている業者の作業手順を例として見てみましょう。

1.部屋の消臭と除菌

まず室内の臭いを消すとともに、感染症の原因となる菌をしっかり除菌・殺菌するため、殺菌力の強い二酸化塩素を噴霧していきます。

2.床表面の清掃

床面に残っている目に見える汚染箇所を、適切な洗浄剤を用いながら清掃します。

3.壁紙や巾木を剥がす

臭いが染み込んでいる壁紙を剥がします。巾木を剥がすと裏側に血液や体液が付着していることも多く、床下に流れ込んでいる可能性が高まります。

4.床下の解体

床下まで体液や血液が流れていると判断した場合、床下を解体していきます。

5.床下の清掃

床下の汚染箇所を清掃していきます。コンクリート直貼りの場合、フローリングとコンクリートの間にある防音材もすべて剥がして、コンクリート上に残っている体液や血液を清掃して取り除きます。

6.室内全体と汚染箇所の消臭と除菌

すべての汚染箇所の汚れを取り除いたら、薬品を用いて室内と汚染箇所の消臭・除菌を行ないます。

7.オゾン脱臭機を稼働

消臭・除菌作業が終わったら、オゾン脱臭機を稼働させます。現場での臭いの程度で判断しながら、稼働日数を決めていきます。

8.特殊な防臭剤を塗布

オゾンによる脱臭が終わったら、コンクリートの汚染箇所には特殊な防臭剤を塗布します。このコーティングにより、臭いが発生するのをしっかり閉じ込めることができます。

9.クロス貼り・フローリング張り替え

新しいクロスとフローリングを張り替えて完成です。業者によっては、臭いを防ぐために、通常よりも厚めのビニールクロスを使っていることもあります。

脱臭の技術力をきちんと見極めて

脱臭をきちんと行なうためには、臭いの発生源を突き止めるや消臭薬剤とオゾン脱臭機の適正な使用、防臭を意識したリフォームの必要性があります。

ただ単に消臭剤を使うだけ、あるいは床上だけの清掃、オゾン脱臭機に頼った脱臭だけでは、清掃効果は足りません。

使用する薬剤にこだわっていること、現場に合わせたリフォーム技術を持ちあわせていることなども、ホームページなどできちんとチェックしておくことが、脱臭でトラブルにならないポイントです。

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