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実例4:換気扇

床や壁の特殊清掃をしっかり行なっても、どこからか臭ってくる場合、換気扇への臭い移りが考えられます。換気扇の臭いはどのように対処するのか、実例を紹介します。

リフォーム後の腐敗臭の元が換気扇と判断

自殺現場となった部屋の特殊清掃依頼です。

大家さんから室内の腐敗臭が気になるとの指摘があったため、臭いの発生源を調査してから作業を行ないます。

クッションフロアや畳、クロスのリフォームは終えたのに腐敗臭がすること、おそらくキッチン付近だということを前もって聞いていたので、キッチンを中心に確認していきました。

どうやら発生源は換気扇だと判断できたため、クリーニングとオゾン脱臭を行なうことに。

通常のハウスクリーニングと同様の洗浄で、換気扇の油やヤニなどの汚れを落としたあと、屋外のダクト出口を塞いで直接オゾンを当てていきます。

これによって腐敗臭を完全除去することができ、大家さんも満足されていました。

事故があった時に換気扇が回っていると、このように換気扇の油に腐敗臭が付着するケースが多いようです。

清掃前 清掃後
換気扇1:清掃前 換気扇1:清掃後

室内の特殊清掃後にわずかに残る臭い

発見まで1ヵ月かかったことで、室内には大量のハエが発生していたため、殺虫作業から行なった現場でした。

室内には荷物がほとんどなく、食べ物もカップ麺などの食べかけがある程度。

布団の上で亡くなったようで、部屋中に臭いはしっかり漂っています。

まずクッションフロアを撤去したところ、どうやらこの物件はコンクリートに直接クッションフロアを張っていたようでした。

汚染されたコンクリートでも壊すことができないのでそのまま清掃をし、水性の特殊コーティングを施しました。

汚染箇所は清掃したものの、室内にはまだ臭いが残っており、臭いの元を探したところ、換気扇内が原因だろうと判断。

換気扇内の油やカビとまじると腐敗臭が残ってしまうものなので、そのため臭いが取れにくくなっていたようです。

したがって、まず換気扇ユニットを洗浄して片方の穴を塞ぎ、消臭剤を噴霧。

その後オゾン脱臭機をつないで消臭を行なっていきました。

この作業のおかげで、引き渡しの時にはすっかり臭いもなくなりました。

清掃前 清掃中
換気扇2:清掃前 換気扇2:清掃中
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